ラテンアメリカ通信

ENCUENTRO

東京都武蔵野青年の家   Irregularly Newsletter No.2 Outubro 1996

Hola! Amigos 秋も本番になろうとしています。皆さんお元気ですか? 秋と言えば、食欲の秋!というのは私だけでしょうか。

めざせ!Rei Momo。そうそう、10/19のBBQ大会是非皆さん参加してくださいね。それでは今回も "Vamos la!"(レッツゴー!)

Srta.Shibasakiの Mexico旅行記からスタートです。

MI VIAJE A MEXICO (2)                     Yukiko Shibasaki

 そうそう、遺跡のテーマにあまり興味のない皆さんのために、街で見た興味深いことや習慣について、お話することにしましよう。

 最初に、空港で私が驚いたのは、武装した警官達が両替所の前に立っていたことです。彼らはまた、街の、銀行、両替所あるいは大使館の前にも立っていました。沢山の人達がいるこの国の現状、即ち、主に中低産階級の人達が、一種の経済危機の被害を受けており、彼らの銀行襲撃が多いことが、その理由だと言われています。

 また、街中に多くの、タクシーや "ミニタクシー"が走っています。"ミニタクシー"は、フォルクスワーゲン印の "Escarabajos"と呼ばれる小さな自動車です。これらは、緑・黄か、緑・白で彩られていて、たった2人しか乗れません。私は疑ってしまいました。:もしお客さんが大きかったり、太っていたりしたら、乗れないじゃないの?

他の国になくて、メキシコにある交通手段は、Colectivo 或いは小さなバスの一種である "Peceros"です。それは、決まった停留所がなく、乗客が降りたいところで呼べば、どこでも止めて降ろしてくれるのです。停留所は無いですが、ルートは決まっています。"ペセーロ"は、運転手のそばに別の人も乗せています。その別の人とは、それに乗るために手を上げる人達を見ている人で、この人が運転手に知らせるのです。だから全ての"ペセーロ"は、歩道側を走っているのです。

これらのバスが、東京にあれば便利だと思いませんか?勿論、メキシコにも、日本と同じ様に大きなバスがありますが、"ペセーロ"に比べてすごく高いのです。

でも裕福なメキシコ人達は、地下鉄にも"ペセーロ"にも乗りません。それらは、いずれも貧しい人達のための交通手段だと彼らは言っています。裕福な人達は、自家用車に乗るのです。

地下鉄(Metro)についてお話しましょう。メキシコシティには、8-9線の地下鉄が通っており、国際空港にもそのうちの一つが繋がっていて、運賃も一律で、大変便利です。一回、固定運賃である40ペソ(日本円で60-70円)を支払えば、どこでも自分が行きたい所に行けます。

ああ、この地下鉄については、2つ話したいことがあるんです。第一は、車輪、そうです、ゴムの車輪で走るのです。すごく珍しいと思いませんか?このシステムが実用化されているのは、世界でたった2ヶ国、即ちメキシコとフランスだけと言われています。第二は、駅名のわきに、それら駅毎に別々のデザインが描かれていることです。例えば、国際空港駅は、飛行機の絵ですし、ボスケ・デ・チャプルテペック駅は、大砲のデザインです。何故なら、森の中にお城があるからです。これらのデザイン画は、文盲の人達のためものです。これは、日本には無いものですね。(つづく。全3回の第2回)

ブラジル人の落ち着きとは?  Hiroyuki Aizawa

 私も日本人サラリーマン(Assalariado)ですので、毎日せっかちに(apressado)働いています。基本的にルーズな性格の私にとっては、息をつく余裕がなかなか得られません。大分昔に、「サラリーマンは気楽な(descontraido)稼業と来たもんだ。」という台詞が流行りましたが、とても信じられません。 だから、こんな現実から逃避するために、私はBRASILに時々旅行することにしています。ブラジルに行くと、どういうわけか、ホッとするんですよね(Fico aliviado)。正月のブラジル北部マラニョン州サンルイスでのエピソードです。

 街を歩いていて、お腹が空いたので、私は通りの小さな店(lanchonete)に入りました。カウンターの中には、若くて美しい女性がたった一人で立っていました。「pizza とオレンジジュース(suco de laranja)をよろしく!」

 ところが、困った顔で「御免なさい。オレンジを切らしてしまったみたい。近所にもらいに行ってくるから、ちょっと待ってて。」と言って、なんと、彼女はふらふら店を出ていってしまったのです。しばらく私は店番をさせられました(笑)。

食事の勘定を支払った時なんか、もっと傑作でした。 「あなた、甘いものお好き?」と彼女が聞いてきたので、「好きですよ。」と答えました。そうすると、彼女は、飴(bala)の包みを5つほど私に手渡して次の様に答えたのでした。 「よかったわ。どうやら小銭(troco)も切らしちゃったみたいなの〜(笑顔)。」

彼女のユーモアにいたく感心するとともに、市場や銀行が休みの正月に外食しなければならない私が悪かった、と考えざるを得ませんでした。でも、これがブラジルさ!!(連載第2回目。次回は「ブラジル食紀行」)

「私たちとラテンアメリカ」第1回開催される

9/7-8 の両日に表題の会が武蔵野青年の家で開催されました。佐伯所長の挨拶に続いて、中南米民芸品をゲットすべく、白熱した「自己紹介ビンゴゲーム」が展開されました。夕食後、青年海外協力隊OB他4名による事例報告「私にとってのラテンアメリカの国々」が行われ、ついで、「自由交流会」が開かれました。ここでは、長野・田川両氏による、最近噂の"Macarena"の実技指導や在日中南米人による、サルサ実演も行われました。次回のパーティ本番が楽しみです(折角だから、作った GANZA(シェーカー)は忘れないでね。)

翌朝の討論会「中南米の人たちから見た日本」は、"日本に住んでみて思うこと"と"ラテンアメリカへの疑問に答えます"の2部構成。後者では多数の質問が寄せられました。午後は、3つの分科会「料理」「国々事情」「語学」にわかれ、第2回目に何をするか、どんな質問があるか等をまとめました。どの分科会も何やら面白いことを考えている様です。乞うご期待!!

本誌編集部員男女各1名と、中南米に関するあれこれの原稿を募集します。みんなでもっと楽しい情報誌にしましょう!

次号予告